UN平和記念館は大韓民国の自由と平和を守るためにこの地で散花した国連軍の尊い犠牲精神を称え、世界平和に向けた各種事業を推進するために建立されました。また、尊い犠牲精神を継承・発展させて自由と平和を祈願する国々と共有し、それを根付かせるための活動を追求しております。

UN平和記念館は、UN平和文化特区事業の民間主体としてグローバル化教育プログラムの推進、参戦国交流事業及び国際協力支援などの事業開発と政策力量を発揮し、各種の平和事業に積極的に取り組んでいます。これを通じて釜山は世界から注目される世界平和の中心になり、国連と交流する民間外交の中心地として浮上することはもちろん、平和を祈る国連精神の花を一層たくさん咲かせることができるでしょう。

建立趣旨

大韓民国は戦争がもたらした廃墟と痛みを乗り越えて本日のような発展を成し遂げており、その根幹には国連軍参戦勇士たちの尊い犠牲があります。見知らぬ国のために多くの大切なことを失われた参戦勇士に対する感謝は大韓民国の発展と比例して大きくなるべきです。

しかし、韓国戦争は60年余りという短くない時間の経過とともにその惨状と痛みの記憶は次第に色褪せて、ときには韓国戦争が子孫にとっては単に教科書の一節に思われている現状を考えると非常に残念です。UN平和記念館は戦争の実相を体験できなかった後世の人々に戦争の惨状と停戦協定の重みを深く認識させる教育の場として、参戦者の犠牲を正しく伝える感謝の空間にする目的で建立されました。従って、国連軍参戦勇士と国の名誉の高揚のために資料調査や展示、出版(発刊)など記念事業を進めていく計画です。

さらに、平和維持に捧げられた犠牲と志を継承・発展できる教育や文化行事などの多様な活動を中心に平和の連帯を広げるために絶えず工夫と努力を重ね、研究する記念館を目指していきます。

推進過程

なお、UN平和記念館は世界唯一のUN記念公園、UN平和文化特区として世界平和を象徴する国際的な名所に成長していきます。

記念館を通じてこの地の若者たちが 国境を超えた競争力 を身に着け、世界平和維持のための国連の決意を継承して行けるよう、その最も近い関門になります。

それに向けた礎として、UN平和記念館は世界平和のための国際交流事業展開と人的資源育成を目標に世界唯一のUN記念公園及びUN平和文化特区を通じて韓国の国連平和維持及び平和構築活動の向上、公的開発援助及びミレニアム発展目標の増進、緑色成長に関する研究及び開発増進など、国連に関わる多彩な行事及び活動を推進しております。